配信連携システムの業務構造改善
手作業でつないでいた業務を、構造でつなぎ直す
複数経路からの配信データ取得、Excelでの加工・統合、条件変更の都度手修正——すべてが担当者の手作業に依存していた業務を、API連携基盤と管理画面により構造化しました。
プロジェクトの背景
配信業務では、複数の外部サービスやデータソースからデータを取得し、Excelで加工・統合したうえで配信条件を設定する、という流れが日常的に行われていました。
業務自体は「回って」いたものの、担当者しか全体像を把握しておらず、条件変更のたびに手作業が発生。ミスが大きな影響につながるリスクを常に抱えた状態でした。
課題の整理
複数経路からの手動取得により、抜け漏れや取得タイミングのズレが発生
Excelでの加工ルールが担当者の頭の中にしかなく、引き継ぎが困難
配信条件の変更履歴が残らず、どの条件でいつ配信したかの追跡ができない
同じ処理を別の担当者が行うと結果が変わるリスクがあった
私たちのアプローチ
まず業務フロー全体をスイムレーン図で可視化し、どこに手作業が集中しているかを特定しました。そのうえで、以下の3つの柱で改善を設計・実装しました。
API連携基盤の構築
複数のデータソースからの取得を自動化。取得タイミング・フォーマット変換を一元管理する基盤を構築しました。
管理画面の開発
配信条件の設定・変更・履歴管理をWebベースの管理画面で操作可能に。誰でも同じ品質で業務を遂行できる仕組みにしました。
処理履歴の自動記録
すべての処理にログを自動記録。いつ・誰が・どの条件で配信したかをいつでも追跡可能にしました。
導入成果
Excel加工・統合作業がゼロに
変更履歴が自動記録され追跡可能に
業務の再現性が確保され引き継ぎが容易に
頑張らないと回らない業務から、仕組みで自然に回る業務へ。